驢馬と小犬
小型の犬と驢馬を飼っている人が、いつも犬ばかり可愛がっていました。
よそでご馳走を食べる時は、必ず犬に美味しいものをお土産に持って帰ります。
そして、犬が尻尾を振って寄っていくと、投げてやるのでした。
驢馬は、羨ましくてたまりません。
そこで、自分も犬のまねをすれば可愛がってもらえると思い、犬のまねをして主人のそばにかけて行き、ドタドタと、飛び跳ねて見せました。
でもその拍子に、うっかりご主人を蹴飛ばしてしまいました。
主人はかんかんに怒って驢馬を叩き出すと、小屋に繋げてしまいました。
このお話しは、人にはそれぞれ自分にむいた仕事があるから、人まねをしてもうまくいかない、ということを教えています。
可愛(かわい)がる:疼愛。
よそ:別人家。
お土産(みやげ):特產(chǎn);禮物。
羨(うらや)ましい:羨慕。
まね:學(xué),模仿。
ドタドタ:呱嗒呱嗒
飛び跳(は)ねる:蹦跳。
拍子(ひょうし):剛一……時候。
うっかり:不注意。
蹴飛(けと)ばす:踢倒。
かんかん:大怒。
叩(たた)き出す:敲打起來。。
繋(つな)げる:栓。
驢子與小狗
有人養(yǎng)了一只小型的狗和一頭驢子,他總只疼愛狗。
他外出吃飯的時候,一定會給狗帶回一些食物做禮物。
當(dāng)狗搖著尾巴迎上去的時候,它就扔給狗。
驢子非常羨慕。
他想,要是自己也學(xué)狗的話就會得到疼愛,于是它就學(xué)著狗的樣子跑到主人身邊,“呱嗒呱嗒”地跳起來。
可是就在這時,不小心把主人給踢開了。
主人大發(fā)雷霆,把驢給趕出去,拴在圈里。
這個故事說明,每個人都有適合自己的工作,即使模仿別人也不能做好。
聯(lián)系客服